突然に肩が挙がりにくくなった。辛い「五十肩」

「ある日、突然に肩が挙がりにくくなった」という兆候は、

五十肩を発症した方のほとんどに当てはまる特徴の1つです。

日にち薬だと思って放置していても一向に改善せず、

気が付けば1年以上痛いままというのは珍しくありません。

この記事は五十肩で悩まれている方に向けてお話をしております。

お悩みの方は続きをご覧下さい。

五十肩チェックリスト

まずは以下のチェックリストをご覧下さい。
これらにどれだけ多く当てはまるかであなたの五十肩の状態がわかります。

☑少しの動きで肩に激痛が出る
☑夜中に肩の痛みで何度も起きる
☑パンツを履く時に肩が痛む
☑寝起きに肩が痛んで辛い
☑肩の痛みが強いので家事や仕事に支障が出ている
☑ジッとしていても肩が疼いて痛い
☑病院にいったけれど改善されない

2項目以上該当しているようでしたら五十肩の可能性が高いです。

辛い肩の痛み改善するために五十肩について詳しくみていきましょう。

最も重要なのは「回旋筋腱板」と呼ばれる筋肉

五十肩はいくつかの特徴が挙げられます。
40代以降によく発症し(四十肩と呼ばれることも多い)、抵抗性の可動域制限が必ずみられます。
痛みは回旋筋(インナーマッスルともいう)を使う動作で現れます。

髪を洗ったり、エプロンを結ぶなどの肩を捻る動作が痛くて制限されます。

この回旋筋は肩関節の筋肉の中でも、

深部に位置しており、細かな肩の動きを再現する筋肉です。

深部にあるため、痛めてしまうと治りにくいのが特徴です。

発症は男女に差はそれほどありません。

急性の症状であれば炎症が強く、痛みで夜目が覚めてしまうといった夜間痛もあります。

~腱板損傷との違い~
肩のインナーマッスルが傷ついた状態を「腱板損傷」といいます。
五十肩との決定的な違いは以下になります。

  • 痛みはあるが可動域制限がない
  • 肩を挙げる途中は痛むが、挙げ切ると痛みはない

これらも踏まえて、
自分が五十肩であるかどうかを専門家に判断してもらい正しい処置を行いましょう。

五十肩と腱板損傷ではまるで処置が変わります。誤った処置をすればともに悪化してしまう疾患です。

*夜間痛は炎症が強い証拠*
夜、痛みで目が覚めるのは炎症が強い証拠です。
就寝時は自律神経の反応で炎症が強くなるので、酷い五十肩は夜間痛が起きます。

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五十肩は治るのに時間がかかる

五十肩が治るまではある程度の期間が必要なことを理解しましょう。

自宅で肩を動かすリハビリに取り組んでも結果が出てくるまである程度の期間は見積もってください。

放置すれば1年以上も症状が改善しない症例も多々あり、五十肩強力な肩の疾患ということです。

この五十肩の経過表をご覧ください。

3つの時期に分けることが出来ますが、3~6ヶ月以上の期間で進行していきます。

専門的な処置をしないと回復期に入ることはありません。

五十肩は強い筋肉の癒着状態のこと

肩関節は靱帯の中で最も複雑な動きを行う関節です。
複雑な動きを行うために肩の筋肉は何層にも重なって構成されています。

五十肩は、何層にも重なった筋肉がまるで「冷凍庫に入れたお肉」のようにくっついてしまった状態です。

動かそうと思っても硬く、くっついた筋肉の可動域は制限されて痛みを伴います。

くっついたまま放置しても、

勝手に元通りになることはないのです。

癒着が起きる原因は?

筋肉に癒着が起きる原因は3つあります。
上記で説明したように五十肩の本質的な原因は筋肉の癒着にあるので以下の3つをご覧下さい。

肩関節の使用頻度が低下

1つ目は極端に肩関節の使用頻度が低下していることが考えられます。

肩関節は多くの筋肉から構成されているので適度に運動などを行って筋肉の伸縮性を保たなければいけません。

靱帯で最大の可動域を誇る関節なので、メンテナンスが必要です。

同じ体勢・動作を繰り返す

2つ目は同じような体勢や動きばかりの生活であること。

例えば、デスクワークなど椅子に座ったままの生活だと肩関節の動きは極端に少なくなります。

そして、運動をする習慣が少なければ肩や腕を使う機会は減ります。

同じような動きばかりでは肩関節への刺激が少ないので徐々に使わない筋肉から癒着が始まります。

姿勢が悪いと肩甲骨が内向いてしまい、筋肉が短縮することから更に悪化する要因となります。

筋肉の水分量

最後の3つ目は筋肉の水分量の低下が考えられます。

人間は年齢と共に身体の水分量が低下します。

それに伴い渇きの感覚も薄れるのでお水を摂る習慣も少ないという方は意外と多くいます。

水分量の低い筋肉は弾力がなく、可動域が狭ままるので五十肩や腱板損傷と言った故障を起こし易くなります。

こういった年齢に伴う筋肉の質の変化を「加齢性変性」とも言います。

癒着を剥がす方法

癒着を剥がす方法は地道な工程です。

時間をかけて発症した五十肩がすぐに治るといった事はありません。

硬くなった筋肉(適切な部位を)を柔らかくしながら、可動域を出すために痛みを伴う部分以上に動かします。

例えるなら、

冷凍したお肉を解凍しながら1枚ずつ剥がすようなイメージです。

癒着を剥がす際は一過性に炎症が起きたりすることもありますが、

長期間、癒着していたものが剥がれることで起きているものです。

五十肩を発症したあなたにできること

五十肩になってしまったら、1人の力だけで治すのは難しいかもしれません。

しかし、あなたに出来ることもあります。

今からお伝えすることを行ってください。

五十肩の改善に役立ちますので実践してみましょう。

  • 多少の痛みを感じても肩を動かす。
  • 内巻き肩にならないように胸を開く
  • 飲み物を水に替える

上記の内容は五十肩を改善するうえで基本的な指針となります。

次に五十肩になった場合どのように肩を動かせばいいのかを以下の動画で説明しているのでご覧ください。

上記の内容を是非、この記事を読み終えてから是非、実践して頂けるといいでしょう。

肩の可動域を改善する上での優先順位

肩関節は6種類の動きが可能となっており、

この6種類の組み合わせによって体の中で最も大きな可動域を出すことがかのうとなっております。

全ての動きを同時に改善できると良いのですが、

時期によって優先順位を付けて改善する動作を決めると五十肩の改善速度は高まります。

どの動きから改善するか確認しましょう。

その1:屈曲・伸展

屈曲(くっきょく)・伸展(しんてん)の動きですが、これは腕を挙げたりする上で基本動作となります。

例えばシャツを着たり、

後ろに手を回す動作も必ず屈曲と伸展の要素が含まれております。

日常生活に起きている支障を改善するにはまずはこの屈曲と伸展の可動域を早期に改善することが重要です。

その2:外転・内転

外転・内転の動きは肩甲骨の動きと共同して作られています・

肩と肩甲骨の動きは2:1の割合で共同しています。

(肩甲上腕リズムと呼ぶ)

上着に手を通す動作や、

横向きで寝る際にはこの動きは必要です。

その3:外旋・内旋

これはいわゆる捻りのある動きになります。

捻りのある動作は日常でも多くあります。

ズボンをあげたり、

ハンドルを切ったり、

頭を洗うなど多くの動作に捻りは必要です。

この捻り動作を可能とする筋肉は、

五十肩でも最後の方まで硬さが残りやすい筋肉です。

ゆっくり時間をかけて改善しないといけない部位です。

リハビリでは五十肩が治らない5つの理由


リハビリに通っているが全然良くならないという方も多いのが五十肩です。

何故、リハビリなどでは五十肩が治らないかというと以下の3つが理由です。

  1. 適切な筋肉を充分に柔らかく出来ていない。
  2. 姿勢が悪く肩甲骨の位置が歪んでリハビリの効果が半減している。
  3. 炎症に対する判断・対処が出来ていない
  4. 可動域を出す際に痛みのない位置でやめている
  5. 滑車運動など患者に任せきりである

上記の内容からわかるように五十肩には専門知識が必要であり、一人で治すのが非常に難しい疾患です。

正しい処置をすれば必ず改善しますが、

処置が正しくないとずっと平行線です。

当院の五十肩に対する認識

まず当院で指導している、五十肩の自宅治療を動画で紹介していますのでご覧ください。

この動画でご紹介した自宅治療は比較的、軽度なものです。

実際に進行した五十肩を自宅治療だけで改善するのは非常に困難です。

自分でリハビリができる段階までは施術を受けるなど専門的な処置を行うことが必要です。

硬く、拘縮した筋肉を専門知識がない状態で元に戻すのは簡単ではありません。

我慢したまま過ごさずに、五十肩でお悩みでしたら当院までご相談下さい。

整骨院名 ふくしま駅前整骨院
住  所 〒553-0003
大阪市福島区福島5-13-18
福島ビル203
電話番号 06-6147-3360
アクセス JR環状線 福島駅 徒歩1分
JR東西線 新福島駅 徒歩2分
阪神線 福島駅 徒歩2分
駐車場 近隣コインパーキング
診療時間 午前  9:00~12:00
午後 15:00~19:30
定休日 水曜日午後・日曜日・祝日
担当者 庄本泰崇
この記事の筆者
庄本 泰崇(しょうもと やすたか)
福島区の整骨院、「ふくしま駅前整骨院」の施術者。
柔道整復師と鍼灸師の資格を持ち、信念を持って施術を行っています。

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